ほとんど相手にしゃべらせる質問力とは?

3人以上なら安心なのに、サシの局面になると、とたんに尻込みしてしまう人がいる。

自分から面白い話を仕掛けないと間が持たないと勝手に思い込んでいませんか?

大切なのは相手の話をうまく引き出すこと。

質問しないでその人の意外な一面や知られざる魅力、本音まで聞き出せる。

しかも自分は1割も口を開かず、相手が気持ちよく自白する。

いかに楽して得するほとんど相手に喋らせる質問術を公開します。

 

 



 

こいつバカじゃね?と思わせる質問をぶつける

質問初心者が陥りやすい落とし穴は、自分をちょっと上に見せたい真理です。

こういう心理があると対談はたいてい失敗します。

ちょっと上に見せたい感じがミエミエの上から目線の人間に対して、

普通の人は自分のことを話したいとか

知らないことを教えてあげようなどと言う気持ちにはならないからです。

極端な話、こいつバカじゃね?と思われる位の質問でいいのです。

こいつには1から10まで一つ一つ説明してやるかと思わせる位のほうが得なのです。

 

 

主導権の握り方

相手と話す際に、ルールを定めて宣言しましょう。

ルールはテーマを掘り下げるための手段のようなもの。

テレビで言えば企画と言っていいかもしれません。

企画といってもそう難しいものではありません。

例えば会社の先輩に誘われて飲みに行くとします。

せっかくのチャンスだから先輩の人となりをもっと掘り下げて知りたいと思います。

そんな時、最初の乾杯の後に、先輩、今日は僕にいろいろ聞かせて下さいよ。

と宣言するのもいいでしょう。

ルールにオーケーしてもらえれば後はも質問し放題なのです。

 

 

「わかります」は絶対禁物

上司や先輩になんとなく「わかります」と言って相手の機嫌を損ねた事はありませんか?

尊敬する人、憧れの人、目上の人との会話の中で、

絶対言ってはいけないのが「わかります」と言う言葉です。

なぜなら、わかるわけがないからです。

先輩や上司との短い会話の中でその人の人生を理解することは無理です。

わかります」と口にした瞬間、それは生意気になります。

 

 

「まじすか」使いになる

マジスカと言う言葉は上司や先輩に対して失礼になるのではないか?

と思っている方も多いでしょう。

しかし、「尊敬と理解」があれば、マジスカも意外に使える相づちになります。

私は、尊敬するような相手に対しても、マジスカを使います使うと言うよりは、

思わず出てしまうというのが正直なところです。

相手が偉い人だからと言って、突然必要以上に持ち上げたりしたくないかといって、

尊敬する相手に対する礼儀を書くような言動は絶対にしたくありません。

そんな自分の気持ちにジャストフィットするのかマジスカなのです。




今回取り上げたのは「質問力」です。

「質問力」とは、いかに相手に喋ってもらって、

必要な情報を引き出すかということです。

極端に言えば、相手に9割しゃべってもらいます。

そういう目標を持ってもいい位です。

そのためには上記のやり方で会社の上司や先輩などと

頻繁にコミニケーションをとって経験をどんどん積んで

実際のビジネスシーンに応用すると良いでしょう。